【徹底比較】NISAとつみたてNISAはどっちがお得?投資初心者へのおすすめを紹介!

『NISA(一般NISA)』と『つみたてNISA』でどっちを選ぼうか迷っている方へ。
結論からいうと、投資初心者はつみたてNISAがおすすめです。
最長20年で長くコツコツ運用ができますし、商品も厳選されているので選びやすいですからね。
NISAもつみたてNISAも、利益に税金がかからない(非課税)という点はどちらも素晴らしいメリットがあります。
ただNISAとつみたてNISAは同時に利用ができず、また一度利用してしまうと翌年まで換えられません!
なので、この記事を読んだうえで、自分に合った方をきちんと選ぶようにしましょう。
- 結論、投資初心者はつみたてNISAがおすすめ
- 最長20年間、コツコツ積立ができるのでお得(NISAは最長5年)
- 商品も厳選されているので、初めての人にもピッタリ
- NISAからつみたてNISAに換える方法も最後に紹介
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1.NISAとつみたてNISAを比較前におさらい
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”pentagon-okane11.png” name=”ペンタごん”] そもそも2つはどういう制度だっけ?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”j11122233344444.jpg” name=”亮平”] まずはおさらいしようか[/speech_bubble]NISAとつみたてNISAの比較をする前に、まずは2つをおさらいしましょう。
それぞれを簡単に紹介しますね。
①NISA(少額投資非課税制度)とは?
NISA(一般NISA)は「Nippon Individual Savings Account」の頭文字の略です。
日本語にすると、「少額投資非課税制度」と言われていますね。
ざっくり言うと、投資で得た利益に税金がかからない制度なのです!
たとえば株や投資信託の利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用するとその税金がゼロになると思って下さい。
投資を始める人を増やすために国が推進している、お得な制度というわけですね。

②つみたてNISAとは?積立に特化した新しいNISA
つみたてNISAは、投資の裾野を広げるため2018年にできた新しいNISA(少額投資非課税制度)です。
2014年から始まった当初のNISAは、「損しそうで投資が怖い…」という人が多く、あまり浸透しませんでした。
そこで、日本人が好むコツコツ積立に特化したのが、このつみたてNISAなのです。
最長20年間にわたり、積立投資で得た利益に税金がかからない制度として人気が集まっているんですね。

2.【徹底比較】NISAとつみたてNISAはどっちがお得?投資初心者へのおすすめを紹介
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”pentagon-okane11.png” name=”ペンタごん”] NISAとつみたてNISAの違いは何があるの?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”j11122233344444.jpg” name=”亮平”] 一つずつ説明していくね[/speech_bubble]ではNISAとつみたてNISAの違いを実際に見て行きましょう。
気になる点を一覧でまとめたので、順番に説明しますね。
NISA | つみたてNISA | |
年間投資額 | 120万円 | 40万円 |
非課税運用期間 | 5年 | 20年 |
投資商品 | 株・投資信託・ETF・REITなど | 投資信託・ETFなど (商品が厳選) |
購入方法 | 一括 or 積立 | 積立のみ |
①非課税運用期間はつみたてNISAの方が長い(ただし年間投資額の枠はNISAの方が大きい)
NISA | つみたてNISA | |
年間投資額 | 120万円 | 40万円 |
非課税運用期間 | 5年 | 20年 |
さっそく重要な違いですが、NISAとつみたてNISAは年間投資額と非課税運用期間が違います。
NISAの年間投資額は最大120万円、一方でつみたてNISAは40万円ですね。
僕はつみたてNISAをやっていますが、月33,000円(年間396,000円)とギリギリまで使ってますよ。
一方で非課税運用期間は、NISAが5年に対して、つみたてNISAは20年と長いですね。
どちらにも特徴がありますが、投資初心者は長い期間でコツコツ運用するのが良いので、つみたてNISAの方がおすすめですね。
NISAの年間投資額が最大120万円と言っても、投資初心者がいきなり1年で100万円以上投資する事自体がちょっと危ないとも思うので、つみたてNISAでじゅうぶんでしょう。
非課税運用期間はあくまで最長の場合なので、それまでの間に売却してもOKです

②つみたてNISAは投資商品も厳選
つみたてNISAは政府の肝いりで始まった制度のため、国もかなり力をいれています。
なのでつみたてNISAを利用できる商品は、金融庁によりかなり厳選されているんですね。
- 販売手数料(購入時の手数料)がゼロ
- 信託報酬(毎年かかる手数料)が一定の水準以下
具体的には販売手数料(購入時の手数料)がゼロで、信託報酬(毎年かかる手数料)が一定の水準以下である事などです。
今現在、投資信託だとコストがかなり抑えられた160本程度のみしか、つみたてNISAは利用できません。
手数料がぼったくりとも言える商品を買う心配もないので、つみたてNISAなら初心者にとっても安心というわけです。
- つみたてNISAのウラ話
つみたてNISAはそもそもNISAが思いのほか普及しなかった反省として新しくできました。
NISAには手数料が高い商品が紛れていたんですが、それを問題視した金融庁がメスを入れて厳選した商品のみ、つみたてNISAで扱えるようにした…というわけです。

③購入方法は、つみたてNISAは積立のみ(NISAは一括でもOK)
つみたてNISAは、その名の通り積立しか選べないので、一度にドカンと買う事ができません。
一方、通常のNISAは一括購入も積立も可能です。
ただし投資ビギナーは、そもそも積立がしたくてつみたてNISAを選んでいますよね?
なので、これは正直大したデメリットにはならないでしょう。
僕もいったん設定した積立のまま、何も変えずにほったらかしにしていますよ。
3.NISAとつみたてNISA、両者の共通点は?
NISA | つみたてNISA | |
税金約20%が非課税 | どちらも同じ | |
非課税枠の再利用 | どちらもできない | |
口座数 | NISAとつみたてNISA合わせて1つのみ |
NISAとつみたてNISA、両者には共通点もありますので、そちらもまとめておきますね。
上記の表が、共通点の一覧です。
①NISAもつみたてNISAも、投資で得た利益が非課税になる
たとえば投資で得た利益を10万円とします。
このうち、20.315%が税金として取られてしまいますので、あなたの手元に残る利益は8万円程度です。
しかしNISAやつみたてNISAを使うと得た利益に税金がかからないので、あなたは10万円まるまる利益として得る事ができるのです。
この特徴はどちらも同じで、素晴らしいメリットですね。
②どちらも非課税枠の再利用ができない
NISAは1年で120万円、つみたてNISAは80万円の非課税があります。
この枠は使いきりのイメージなので、たとえばその年に購入した投資信託を年内に売却し、空いた枠を再利用する事はできません。
まあ売却せずに積立をコツコツするなら特に気にしなくて良いですが、一応覚えておきましょう。
③NISAもつみたてNISAも、口座を1人1つしか作れない(同時利用も不可)
NISA口座もつみたてNISA口座も基本、1人1つしか作る事ができない上、同時利用も不可です。
なのですでにNISA口座を開設した人は、いったん手続きしないとつみたてNISA口座が使えないので気をつけましょう。
ちなみに口座開設する金融機関は、色々とコストが安いネット証券での開設がベターですよ。
僕は楽天証券を使ってますが、ポイントが貯まりやすかったりで自信を持っておすすめできます。

4.NISAとつみたてNISAの評判比較
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”pikapika_ha.png” name=”評判1″] つみたてNISAの方が期間が長くて良いね[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”obasan4.png” name=”評判2″] 商品選びも迷わないのがとってもありがたいわ[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”akusyu_man_ojisan.png” name=”評判3″] 月3万円ずつくらいの予定だから、つみたてNISAでじゅうぶんだね[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”hukidasi-man.png” name=”評判4″] 柔軟に買付したい中級者は、一般NISAの方が良いかな[/speech_bubble]NISAとつみたてNISA、どちらも利益に税金がかからない制度としてはどちらも良い評判です。
ただし、初心者向きな制度を考えると、個人的にはつみたてNISA一択かなと思いますね。
特に運用商品が厳選されているので、変に手数料が高い商品を買う心配もありません。
最大でも月3万円程度までの積立を考えているなら、迷わずつみたてNISAで良いでしょう。
5.一般NISAからつみたてNISAに乗り換える方法は?
NISAの切り替えは利用中の金融機関に届出すればOKです!
ただしその年にすでにNISA口座で投資した人は併用ができないので翌年以降に換わります。
僕もNISAからつみたてNISAに換えましたが、思ったより簡単にできましたよ。
詳しくは自分が使っている金融機関のHPから調べていてください。
ちなみに一般NISAで購入した投資商品は、つみたてNISAには移らず一般NISA口座あずかりのままで非課税となります。

6.まとめ:【徹底比較】NISAとつみたてNISAはどっちがおすすめ?|手数料やポイント・つみたてNISAも網羅!
NISA | つみたてNISA | |
年間投資額 | 120万円 | 40万円 |
非課税運用期間 | 5年 | 20年 |
投資商品 | 株・投資信託・ETF・REITなど | 投資信託・ETFなど (商品が厳選) |
購入方法 | 一括 or 積立 | 積立のみ |
税金約20%が非課税 | どちらも同じ | |
非課税枠の再利用 | どちらもできない | |
口座数 | NISAとつみたてNISA合わせて1つのみ |
いかがだったでしょう。
NISAとつみたてNISAはどちらも良い制度である事は間違いないです。
ただどちらか一つを選ぶなら、つみたてNISAをおすすめします。
僕も実際につみたてNISAで、毎月コツコツ積立していますよ。
NISAは始めるまで時間がかかるので、口座開設は早めにしておきましょう!
(政府の審査も必要なので、思ったより時間がかかります)
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