【NISA】金融機関の変更方法は?投資信託は移す事ができるかもあわせて解説

NISAやつみたてNISAは原則、1つの金融機関でしか利用する事ができません。
なので、すでに地元の銀行などで口座開設してしまったが、人気のネット証券を利用したい際はどうすれば良いか気になりますよね。
私も最初はメガバンクで開設していましたが、今は楽天証券を使っています。
実際に手続きを行った感想も含め、他の金融機関から変更する際に知っておくべき知識をシェアしますね。
「すでに積立した投資信託などは、どうすれば良いの?」という疑問も解説しますので、ご参考にどうぞ!
本記事はNISA口座を例として進めますが、つみたてNISA口座でも同様だと思って読んでください。
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0.【前提】NISA口座は原則、1人1つしか作れない
NISA口座もつみたてNISA口座も、原則として1人1つしか作る事ができません。
なので複数の金融機関では開設できず、1つ選ぶ必要があるのです。
銀行などでつみたてNISA対象の投資信託を選ぼうとした際、商品が数種類しかない所もあるので、ネット証券での開設がベターですよ。

1.NISAでの金融機関の変更方法は?
①NISA口座を過去に利用していなかった場合
NISA口座を開設したは良いものの、まったく使っていなかった際は、廃止手続きを行いましょう。
私も実際に行いましたが、手続き自体はそこまで難しくありませんよ。
- 以前利用していた金融機関で、NISA口座の変更手続きを行い、「勘定廃止通知書」を受け取る
- 新しい金融機関に、金融機関変更の書類請求申込を行う
- 送られてきた「非課税口座開設届出書」を記載し、先ほどの「勘定廃止通知書」を本人確認書類とともに新しい金融機関に送る
- 新しい金融機関にて審査後、NISA口座が開設に
流れは上記の通りで、以前利用していた金融機関でNISA口座の変更手続きを行います。「勘定廃止通知書」を受け取ります。
その上で、新しい金融機関に金融機関変更の書類請求申込を行い、「非課税口座開設届出書」、本人確認書類およびマイナンバーを確認できる個人番号記載書類、先ほどの「勘定廃止通知書」を新しい金融機関へ送付すればOKです。
ただNISA口座の再度開設にあたり、税務署の申請がまた必要となるので、1ヶ月ほどは時間がかかるでしょう。
②すでにNISA口座で商品を購入している場合
すでに以前利用していた金融機関のNISA口座で投資信託などを購入していた際は、新しい金融機関に移す事はできません。
なので上記のように、基本的にはもとの銀行のNISA口座あずかりのまま、新しい金融機関のNISA口座を開設して別途購入していく流れになります。
手続き自体は、先ほど紹介した順番と変わりません。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”pentagon-kangae.png” name=”ペンタごん”] あれ、さっきNISA口座は1つの金融機関でしか持てないって言ってなかった?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”j11122233344444.jpg” name=”亮平”] この場合だと2つ持てる事にはなるね[/speech_bubble]
出典:日本証券業協会
なので、金融機関を変更したからといって、過去のNISA口座ですでに保有している商品を売る必要は無いという事ですね。
ではどういう選択肢を取るべきかは、後ほどお話していきます。
NISA口座の利用枠は、年単位で定まっています。
よって、金融機関の変更を希望する際は、変更したい年の9月30日までに手続きを行う必要があります。
9月30日を過ぎた際は、翌年からの変更となるのでご注意。
またすでにその年に以前の金融機関でNISA口座を利用している際は、同じ年の変更はできないので、翌年からの変更になります。
③【参考】同じ金融機関内でNISA口座からつみたてNISA口座に変更する場合
一般NISA→つみたてNISAの切り替えは利用中の金融機関に届出すればOKです。
ただしその年にすでにNISA口座で投資した人は併用ができないので翌年以降に換わります。
また一般NISAで購入した投資商品は、つみたてNISAには移らず一般NISA口座あずかりのままで非課税となります。
これは先ほどの金融機関の変更の際と同じイメージですね。
2.元の金融機関で購入した投資信託などは移管できないので、どうすべき?
①そのまま以前の金融機関のNISA口座で保有し続ける
まずはこの選択肢が有力だと思います。
せっかく非課税枠を利用して購入したので、そのまま保有し続けるのが良いでしょう。
基本的には長期保有でほったらかしにするはずなので、そこまで日々の手間もかからないはずですし。
②NISA口座の商品を売却する
複数の金融機関で管理するのが嫌な方は、思い切って売却する方法もあります。
ただ売却してしまうと非課税のメリットが生かせないので、正直これはおすすめしません。
③新しい金融機関の課税口座に移す
NISA口座から課税口座(特定口座など)に振替した後、新しい金融機関の課税口座(特定口座など)に移す方法もあります。
これなら一つの金融機関で管理できますが、課税口座に振替してからは税金がかかるようになってしまうので、これも選択肢としては微妙かと思います。
結論、基本的にはそのまま以前の金融機関のNISA口座で保有し続けるのがベターでしょう。
3.まとめ:【NISA】金融機関の変更方法は?投資信託は移す事ができるかもあわせて解説
私も実際に試しましたが、金融機関の変更はそこまで難しくありません。
ただ時間が結構かかるので、早めに変えておく事をおすすめします。
特につみたてNISAでは、ネット証券の方が選べる投資信託がかなり広がるので、ぜひ検討してみて下さい!
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