【超初心者向け】NISAとは?メリットやデメリット、おすすめの始め方まで網羅!

元銀行員ブロガーの亮平です。
「NISAについて知りたい!」と思ったあなたへ、この記事で分かりやすくまとめていきますね。
【アンケートお願いします(拡散希望)】
NISAについて教えて下さい。
あなたはNISA(つみたてNISA・ジュニアNISA含む)を…— 小林亮平@プロブロガー (@ryoheifree) 2019年2月27日
NISAについてアンケートを取ったところ、なんと48%の方が「すでに始めている」という結果になりました。
NISAは上手く使うと、運用で得た利益への税金20%を無くす事ができるとてもお得な制度です。
投資初心者にとってもメリットがあるので、ぜひこの機会に知っておきましょう!
- NISAは「少額投資非課税制度」の事
- 一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類がある
- 運用で得た利益への税金20%を無くせるのがメリット
- ただし損すると逆にデメリットが出たり、始めるのに時間がかかるのがネック
- NISAは楽天証券での開設がおすすめ
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1.そもそもNISAとは?
①NISAは「少額投資非課税制度」
NISAは「Nippon Individual Savings Account」の頭文字の略です。
日本語にすると、「少額投資非課税制度」と言われていますね。
ざっくり言うと、投資で得た利益に税金がかからない制度なのです!
たとえば株や投資信託の利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用するとその税金がゼロになると思って下さい。
投資を始める人を増やすために国が推進している、お得な制度というわけですね。
②「NISA=口座(箱)」のイメージが分かりやすい!
これは勘違いしやすいですが、NISA自体は投資商品ではありません。
NISAは1つの口座であり、「箱」というイメージを持つと分かりやすいですよ。
NISA口座という箱の中に、いろいろな株や投資信託を自分で入れて運用するんですね。
2.NISAには3種類ある|一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA
- NISA:一般的NISAともいわれる。毎年120万円が非課税で期間は5年間。一括で投資しても積立でもOK
- つみたてNISA:積立に特化したNISA。毎年40万が非課税で期間20年。対象商品は厳選して少なめ
- ジュニアNISA:19歳までの子が利用できるNISA。毎年80万が非課税で期間5年。口座管理は親など
NISAは全部で3種類あります。
基本は一般NISAかつみたてNISAで選べばOKで、コツコツ長期で運用したい方にはつみたてNISAがおすすめですよ。
一般NISAは毎年120万円の非課税枠で期間は5年、つみたてNISAは毎年40万の非課税枠で期間20年。
つまり年間で買える額は一般NISAの方が大きい分、税金がかからない期間はつみたてNISAの方が長いです。
なのでつみたてNISAの方が長期投資に向いてるんですね。
あとは選べる投資商品も異なっていて、一般NISA対応の商品は幅広く選べます。
一方でつみたてNISAは厳選された商品160本程度のため良い商品は多いですよ。
なので僕は個人的に、投資初心者にはつみたてNISAをおすすめしてます。

3.NISAのメリット|投資で得た利益が非課税になる
たとえば投資で得た利益を10万円とします。
このうち、20.315%が税金として取られてしまいますので、あなたの手元に残る利益は8万円程度です。
しかしNISAを使うと得た利益に税金がかからないので、あなたは10万円まるまる利益として得る事ができるのです。
これは嬉しいですよね、気軽に投資を始めてみようというきっかけになると思います。
4.NISAのデメリット
①含み損で課税口座に移るとその時価が新たな取得価格になる
NISAで非課税期間中に値上がりした分については、課税口座に移るタイミングで新しい取得価格となります。
上記の例で言うと、当初の購入価格120万円が新しい取得価格150万円になっても、差額30万円については課税されないというわけですね。
一方で、購入価格より新しい取得価格が下がっていたケースではどうでしょう。
上記の例では、購入価格120万円より値下がりしたため、課税口座に移るタイミングで取得価格が100万円になりました。
するとその後、130万円に値上がりした際は、新しい取得価格100万円との差額30万円が課税されてしまいます。
もともとの購入価格は120万円だったので、本来は10万円しか課税されないはずなのに悲しいですね。
このように、含み損を抱えたまま課税口座に移ると、その時価が新たな取得価格になってしまうので注意しましょう。
つまりそもそもマイナスで5年経ってしまうと、NISAのメリットがまったく活かせないんですね。
②始めるまでに時間かかる
NISA口座は税務署の審査なども必要なので、開設までに時間がかかります。
口座開設自体は無料で出来るので、気になったら先に申請だけしておくのが良いですよ。
③NISA口座は1人1つしか作れない
NISA口座は基本、1人1つしか作る事ができません。
なので複数の金融機関では開設できず、1つ選ぶ必要があるのです。
特にメガバンクなどでの投資信託商品は手数料が高いのも多いので、ネット証券での開設がベターですよ。

④非課税枠の再利用ができない
NISAは年間120万円の非課税枠があります。
この枠は使いきりのイメージなので、たとえばその年に購入した投資信託を年内に売却し、空いた枠を再利用する事はできません。
売却せずにひたすら積立するなら特に気にしなくて良いですが、一応覚えておきましょう。
また年間の非課税投資枠の未使用分は、翌年以降に繰り越せないのでご注意。
⑤特定口座ならできる損益通算など不可
損益通算とは?
たとえばA投資信託で10万円損した時に、B投資信託で10万円利益が出ていれば損失と利益を相殺して税金を減らす事ができる。
異なる証券会社の口座同士でも可能。
普段使用する特定・一般口座とNISA口座での損益通算はできません。
また損失の繰越控除(3年間)もできません。
この辺りはなかなか融通が利かない点なので、事前に知っておく必要がありますね。

5.NISAの始め方|楽天証券での開設がおすすめ!

引用:楽天証券公式HP
- 楽天証券で総合口座を開設する
- NISA口座開設の書類を請求
- 書類に記入して送付
- 税務署での審査後、口座開設完了
- 投資信託など商品を購入
NISAは楽天証券で始めるのがおすすめです。
手数料が安い優良な投資商品もあって、評判も上々です。
月100円からのつみたても可能でポイントも貯まりやすいので、僕も愛用していますよ。
ネットからの申し込みで開設できるので、さっそく試してみて下さい!
先ほどもお話した通りNISA口座は1人1つなので、「気づいたら他のところで作ってしまった…」なんて事の無いように気をつけましょう。

6.NISAでおすすめの投資信託は?リスクリターンの考え方を知っておこう
NISAで投資信託を選ぶ際には、リスク(値動きの幅)を事前に知っておきましょう。
たとえば株式100%のハイリスクハイリターンだと、時には短期間で10%以上の値動きも起こるので、自分に合ったリスクを先に考える必要があります。
大事なのはどれだけ自分がリスク、つまり値動きを許容できるか…という考えです。
以下の記事でつみたてNISAのおすすめ投資信託を紹介していますが、NISAでも同様の考え方でOKなので是非参考にどうぞ▼

7.NISAで非課税期間が終わったらどうなる?
NISAの非課税期間が終わり、何も手続きをしないとそのまま通常の口座に移され、その後は課税対象となります。
なので選択肢は以下の2つですね。
- 非課税期間が終了するまでに売却
- そのまま通常口座に移す
大事なのは、非課税期間が終わったらからといってすぐに売却する必要は無いという事です。
売却タイミングで暴落が来ているなら、もちろんそのまま持っておいても構いませんよ。
上記の図を見て欲しいのですが、非課税期間中に値上がりした分については通常口座に移っても結果的には課税されません。
もちろん売却時に購入価格より値下がりしていたなら利益が出ないので、そもそも課税はされませんよ。
いずれにしろ、NISAで運用を始めたら売り時は自分でも考えておけると良いですね。
8.まとめ:【超初心者向け】NISAとは?メリットやデメリット、おすすめの始め方まで網羅!
- NISAは「少額投資非課税制度」の事
- 一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類がある
- 運用で得た利益への税金20%を無くせるのがメリット
- ただし損すると逆にデメリットが出たり、始めるのに時間がかかるのがネック
- NISAは楽天証券での開設がおすすめ
いかがだったでしょう。
NISAは利益に税金がかからないというメリットがあるので、投資初心者の方にもぜひ試してみて欲しいですね。
口座開設から商品の購入までも難しくはないので、簡単に始める事ができますよ。
あなたもさっそく、今から始めてみましょう!
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