ソシャレン

【5,500文字】クラウドクレジットの杉山社長に取材インタビュー|立ち上げ秘話から匿名化対応、今後の方向性まで網羅!

ソーシャルレンディング投資家の亮平です!

海外専門ソーシャルレンディング『クラウドクレジット』の杉山社長へ、インタビューしてきました。

「クラウドクレジットがスタートしたきっかけは?」

「伊藤忠商事など大手企業が出資した経緯は?」

「利回りが高い反面、リスクは正直どうなの?」

「気になる匿名化の解除によって、今後はどうなる?」

「今後の方向性もぜひ教えて!」

これらの気になるところを、すべて聞いてきましたので、まとめておきますね。

取材した感想としては、クラウドクレジットは信頼性が高く、堅実な運営を行っているサービスだと感じたので、ぜひじっくり読んでみて下さい!

そもそも「クラウドクレジットって何だっけ?」という方は、先に以下の記事をどうぞ↓

【元銀行員が解説】Crowdcredit(クラウドクレジット)の評判と口コミ! ソーシャルレンディング投資家の亮平です! 海外専門のソーシャルレンディング、『Crowdcredit(クラウドクレ...

 

\貴重な海外案件が専門!/
クラウドクレジット

1.クラウドクレジット株式会社へ杉山社長へインタビュー取材!

クラウドクレジット株式会社の杉山社長
  • 杉山 智行社長プロフィール公式HPより引用)

2005年 東京大学法学部卒

2005年 大和証券SMBCに入社し、金利、為替の自己勘定取引チームで日本国債等への投資業務に携わる

2008年 ロイズ銀行東京支店に入行し、銀行では資金部長として、支店経営陣に 対してリテール預金の獲得など日本での事業機会について助言を行い、運用子会社の日本における代表および運用責任者として、日本国債および海外社債等での運用を行う

2013年 クラウドクレジット株式会社を設立し、2014年6月より投資型クラウドファンディング・サービス「Crowdcredit」の運営を通じて日本の個人投資家と世界の資金需要者がWin/Winの関係をつくるサポートを行う

亮平

杉山社長、お忙しいなか誠にありがとうございます!よろしくお願い致します!

杉山社長

こちらこそよろしくお願い致します!

クラウドクレジット社の杉山社長が、大変お忙しい中時間を取って下さいました。

おかげで色々と貴重なお話が伺う事ができました、ありがとうございます。

(ソシャレン業界のウラ話なども色々として下さいました…本当に貴重でした)

 

2.クラウドクレジットの立ち上げ秘話

亮平

まずはクラウドクレジットの立ち上げた経緯からお願い致します

杉山社長

これは私がイギリスのロイズ銀行に勤務していた頃までさかのぼりますが、当時からイギリスは資金需要が旺盛で借り手がいくらでもつく状態でした。

私がロイズ銀行に入行したのは2008年で、入行してすぐリーマンショックによって厳しい状態に追い込まれましたが、そこからの回復も比較的早かったと思います。

 

同じ先進国でも、日本とは違い借り手の需要に対して預金が追い付いていないという状況を肌で感じていました。

そこで、日本に眠っている預金とイギリスの資金需要を繋げれば面白くなるんじゃないかと思い、ロイズ銀行内でもプロジェクトが進行していったのです。

そのプロジェクト自体は色々あって途中で頓挫してしまいましたが、それなら自分で作ってしまおうと思い、ロイズ銀行を退職後に起業の道を選ぶ事にしました。

亮平

日本と海外をお金で結ぶという構想は、まさに現在のクラウドクレジットの仕組みそのものですね

杉山社長

ただこの構想を形にするまでには、色々とありましたね。

最初は自分で銀行を作ってしまおうと!と思っていたんですが、色々調べていくうちにざっと100億円ほどの資金が必要だという事が分かりまして。

それならば貸金業としてスタートすれば良いと思いつき、現在の貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の仕組みに辿り着いたというわけです

 

3.伊藤忠商事や第一生命、三菱UFJキャピタル・マネックスグループなどがクラウドクレジットの株主となるまでの経緯

クラウドクレジットの株主は有名企業も多い
亮平

現在、クラウドクレジット社には伊藤忠商事や大手金融の第一生命などが株主となっていますが、そこまでのいきさつも教えて下さい

杉山社長

貸金業でのスタートを決めたのは良かったですが、それでもいくばくかの資金が必要だと分かり、投資してくれるベンチャーキャピタルを探す事になりました。

今でこそベンチャーキャピタルの数はずいぶん増えましたが、当時はなかなか厳しいものがあり、ずいぶん試行錯誤しましたね。

 

そんな中で知り合いの方から、カブドットコム証券の起案に携わった磯崎哲也さんを紹介して頂きました。

彼はミクシィの社外監査役などを務めたりされる一方で、日本長期信用銀行のシンクタンクにいた経験から金融にも熟知されており、「起業のファイナンス」という彼の著書は今も多くの起業家が手にしています。

貸付型クラウドファンディングのモデル自体にも、磯崎さんは早い時期から目をつけてブログなどで書かれていましたね。

 

まさに自分が抱いている構想と重なる部分があり、すぐに磯崎さんにご連絡をして色々とやり取りをさせて頂いた末に出資をして頂き、晴れて創業に至る事となりました。

またそこから色々とご縁があり、開業直前にマネックスベンチャーズ株式会社さんからも出資を頂いたりして、現在は多くの大手企業様に応援して頂いております。

伊藤忠商事さんについては、他の大手商社より力を入れている中国市場にて、現地のP2Pレンディング(個人間融資)に関心を持たれていた事により、当社にも興味を持って頂いたのがきっかけですね。

亮平

やはり貸付型クラウドファンディングというモデルが今までにない形だった分、創業までは色々とあったようですね。

ただ現在の出資企業を見ても、クラウドクレジットの可能性は十分に感じる事ができます

杉山社長

そうですね、海外の資金需要の強さは今も感じておりまして、我々も6年近く運営を続けてきていまだにブルーオーシャンだと感じる事もあります。

そういった面も、出資企業様からは評価頂いていると思いますね。

 

4.クラウドクレジットの魅力である高利回りとそこに潜むリスクについて

クラウドクレジット
亮平

では、われわれ投資家が非常に気になる利回りとリスクについても教えて頂けますでしょうか。

クラウドクレジットは期待利回りが年10%以上の商品もある事で、ユーザーからも注目度が高いと思いますが、リスクについてもきちんと把握しておくべきだと思っています。

杉山社長

当社は新興国への投資を行っているため、利回りが高くハイリターンとなりますが、そこに潜むリスクもぜひ知っておいて頂きたいです。

たとえば米国の株式などは長期リターンで年5%程度と言われていますが、日々環境の変化などで市場価格が動いております。

もちろんソーシャルレンディングも表面利回りが10%としていたものの、さまざまなリスクにより結果的に当初の予定利回りを下回るケースもあるという事です。

 

具体的には、貸し倒れリスクと為替リスクでしょう。

海外での融資先からの返済が滞る可能性はありますし、また当社で集めた日本円を現地通貨建てにして貸すので、円高に進むと為替差損によりマイナスになる事もあります。

 

ただ、当社が提示している高利回りにはきちんとした裏付けがあります。

クラウドクレジットが貸付する新興国の企業は事業の利益率が約30~40%と目を見張るものもあり、高利回りで資金調達しても採算があっていくという計算なのです。

そのため、我々としてはいかに成長する可能性がある借り手を見極めるかが重要となってきますね。

杉山社長

なので、当社としては「分散投資」を推奨しています。

たとえば10件に分散投資をしておくと、仮に1件で大きくマイナスがあっても、他の案件でカバーできればトータルでプラスに持っていけるというわけですね。

実際にお客様の損益統計として、2018年12月時点で平均5.94%というデータが出ていますので、やはり広く分散しておく事が重要だと思います。

投資実績の利回りの平均
亮平

なるほど、高利回りの裏側にはかならず相応のリスクがあるというわけですね

杉山社長

はい、さきほど挙げた米国の株式などが長期リターンで年5%程度と言われる中で、ソーシャルレンディングは10%の利回りですべての投資案件が返ってくるという事は、さすがに難しいでしょう。

そういった事を謳っているソーシャルレンディング事業者も過去にはおりましたが、今は淘汰されていきました。

 

当社で言うと、2019年2月26日時点で償還されたファンドは170本ですが、このうち 16本が元本割れでマイナスとなりました。

なので比率的には10本中9本はプラスで帰ってきていますが、そのうち1本はマイナスになっているというデータをHPでも開示しております。

そのため、分散投資の重要性を投資家様にもご理解頂きたいという思いが強いですね。

各案件の期待リターンなどは、毎月更新される
亮平

クラウドクレジットは各案件の期待利回りなどを毎月更新しており、その点は投資家から見てもありがたいですね

杉山社長

ありがとうございます。

今後はお客様ごとに国別、通貨別のポートフォリオがすぐに見れるよう、我々もサイト改善にさらに注力していくつもりです。

分散投資するにも購入の手間が省けるように、複数の案件をまとめ注文できるような施策も考えています。

 

5.クラウドクレジットの審査・管理体制は?

杉山社長

当社の審査および管理体制は今、非常に力を入れています。

といいますのも、実はカメルーンでトレードファイナンス事業を行っているOvamba社への貸付で色々とトラブルがありまして。

最終的な借り手からの返済が滞った事や、オペレーションの不手際などで、投資して頂いた方にも延滞などご迷惑をおかけする事態となってしまいました。

 

そのため、審査や管理業務を現地の金融事業者に外注す るという従来のモデルを大きく転換し、現在は新規案件の8割以上を当社のグルー プ自体で行うようになりました。

この審査・管理体制の転換後の案件では、今日まで延滞などはまだ起こっておりません。

亮平

海外案件という性質上、現地でのトラブルなどのリスクがどうしても避けられないですが、そこにも積極的に対応しているというわけですね。

杉山社長

はい、現在最も注力している点だと言えるでしょう。

ユーザーの皆様が安心してクラウドクレジットに投資して頂けるよう、引き続き力を入れていきます。

 

6.クラウドクレジットで投資期間が短い案件は今後出るか

現在は1年~2年超の案件が並ぶ
亮平

クラウドクレジットは運用期間1~2年と、投資期間が比較的長いですが、この背景についても教えて下さい

杉山社長

この運用期間については色々なお声を頂いています。

ただご認識頂きたい事としては期間を短くすると借り手事業者の方のキャッシュフローにも影響が出て、最終的に投資家の貸し倒れリスクにも繋がってくるという事です。

 

たとえば、3年スパンで動いている現地のプロジェクトがあるとすると、資金回収にかかる期間もそれだけ伸びます。

それを1年未満の短期で回収してしまうと、借り手事業者の資金繰りも厳しくなってしまい、返済も滞ってしまう恐れが出てくるわけです。

なので当社は基本的に、プロジェクトと投資期間を合わせる事で貸し倒れリスクを低減しています。

亮平

よく分かりました。

短期でのリファイナンス(借り換え)を現地の借り手事業者に行わせるようになると、その分回収リスクも高まるというわけですね。

 

7.匿名化の解除に関するクラウドクレジットの見解と今後の対応

亮平

最後に、今ホットなテーマになっている貸付先の匿名化解除についても教えて下さい。

杉山社長

結論から言うと、匿名化解除は当然の流れだと思っており、当社も積極的に情報開示をする方針です。

クラウドクレジット=海外案件という事から、どうしても国ごとのリスクばかり注目されがちですが、現地企業は業績堅調な会社が多いです。

監査法人がチェックした上での財務諸表も確認いただける案件も多く、投資家の皆様もより定量的な判断をできるようになるかと。

 

また匿名化解除により社名なども公開される事で、当社としてはユーザー様に現地企業の事をもっと知って頂ければと思っております。

単なる投資で終わる事なく、実際にお金を必要している人に資金が届くんだという実感をして頂ければと。

 

現在は社内総出で匿名化解除後のコンテンツを準備しております。

時期としては、4月下旬~5月中には少しずつ形になってくると思うので、楽しみにお待ちいただければと思います。

杉山社長

また今後の方向性としましては、投資先の地域や業種のバランスを改善していく事をメインに考えております。

現在は特定の地域や業種に資金が比較的集中している事もありますので、徐々に窓口を広げながら、さらに多くの投資家様に愛用して頂けるサービスを目指していければと思っております。

亮平

分かりました、杉山社長ありがとうございます!

 

8.まとめ:【5,500文字】クラウドクレジットの杉山社長に取材インタビュー|立ち上げ秘話から匿名化対応、今後の方向性まで網羅!

杉山社長、このたびはお忙しい中ありがとうございました。

この機会を逃すまいと色々質問させて頂きましたが、とても丁寧にお答え頂き感謝しております。

 

取材前は、クラウドクレジット=海外専門で高リスクという印象が正直ありました。

しかし実際に杉山社長に色々お聞きして、想像以上に信頼性が高く、堅実な運営を行っているサービスという事を実感しました。

 

案件ごとの判断と分散投資を忘れずに、自分もクラウドクレジットでの投資を続けていきます。

あなたもさっそく、クラウドクレジットで投資を始めてみて下さい!

 

\貴重な海外案件が専門!/
クラウドクレジット

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