元銀行員ブロガーの亮平です!
ロボアドバイザーの『楽ラップ』について徹底解説します。
楽天のヘビーユーザーは、思わず使いたくなりますね。
手数料が年1%未満と、他のロボアドバイザーに比べて比較的低いのが強みになっていますのが、実際のところはどうか調べていきます!
- 楽ラップは、楽天の常連ユーザーにおすすめ
- 手数料は年1%未満と良心的
- 全ておまかせで運用できるが、その他の機能が微妙
- 個人的にはウェルスナビの方が良い

Contents
1.楽ラップとは?

①楽ラップについて

楽ラップはご存知、大手企業の楽天が運営しているロボアドバイザーです。
正確には楽天証券のサービスなので、楽天証券での口座開設が必要になりますね。
大手ネット証券の中では、業界で初めてインターネットでの『投資一任型』運用サービスを提供しました。
『投資一任型』について、次に説明していきますね。
②ラップ(投資一任型)とはどういう意味?

楽ラップの『ラップ』とは、いわゆるラップ口座(投資一任型)の事ですね。
投資の運用を、ラップのように包んでまとめて依頼する方法だと思って下さい。
「ラップ口座って大丈夫?手数料が高いって聞くけど…」と投資に詳しい方なら、そんな悩みを持つかもしれません。
楽ラップをはじめ、ロボアドバイザーは基本的に投資家と運営会社で投資一任契約を結ぶラップ口座の形式が主流となっています。
手数料も年1%程度と、低めに設定されているので大丈夫ですよ。
ちなみにロボアドバイザーには『投資一任型』 の他に、『アドバイス型』という、助言だけで実際の運用は自分でやるタイプもあります。

③楽ラップのサービス内容
- 最低投資額:10万円
- 手数料(固定報酬型):0.99%(最大)
- 提供している金融機関:楽天証券
楽ラップは、以下の2つから手数料を選ぶことができます。
- 固定報酬型:0.99%(最大)
- 成果報酬型:0.594%(最大)+成功報酬(運用益の5.4%)


「どっちがお得なの?」と思いますよね。
上記の通り、約2%の運用成果を超えると、固定報酬型の方がお得になるようです。
ロボアドバイザーで非常に人気があるウェルスナビとTHEO(テオ)も、手数料は年1%(3,000万以下)です。
なので、わずかですが楽ラップの方が手数料が安いといえますね。
2.楽ラップのメリット


①手数料が安い


年間手数料 | |
ウェルスナビ | 1%(3,000万以下) |
テオ | 1%(3,000万以下) |
楽ラップ | 0.99% |
楽ラップは手数料の低さが、何よりのメリットですね。
ロボアドバイザー2大巨頭のウェルスナビ、テオよりわずかですが手数料が安いです。





ちなみに50万円以上を投資できる方は、ウェルスナビの長期割がおすすめですよ。
半年ごとに0.01%ずつ下がり、最大0.9%まで手数料を抑えられるウェルスナビだけのサービスです。
「手数料をもっと下げたい!」という方には向いているでしょう。
②運用先が国内の投資信託に限定


ウェルスナビやテオなどは、海外のETFにて運用しているのが多いのですが、楽ラップは国内の投資信託に限定しています。
国内の投資信託は、ホームページなどで運用をチェックできるので、分かりやすさが良いですね。
各投資信託の目論見書(説明書のようなもの)を読みたい方は、こちらよりどうぞ。
③下落ショック軽減機能(TVT機能)


楽ラップには、『TVT』機能があります。
「株式市場の価格変動リスクが高まった際はすぐに株式への投資割合を減らし、債券の投資割合を高めてくれる」というリスクヘッジ機能ですね。
株式市場が急激な下落した時も、損失を緩和することが期待できるというメリットがあります。
これは楽ラップならではの機能で良いですね。
④楽天証券を使えば楽天ポイントが貯まる


楽天カードユーザーの方はご存知かと思いますが、楽天ポイントって非常に貯まりやすいですよね。
楽ラップを運営している楽天証券も同様で、各種取引に応じてポイントが貯まる仕組みになっています。
僕も楽天カードのヘビーユーザーですが、これはやっぱりありがたいですね。
3.楽ラップのデメリット


①元本割れのリスクはある


他のロボアドバイザーと同様に楽ラップには、もちろん元本割れのリスクがあります。
ポートフォリオの分散投資や、TVT機能などでリスク回避を行っておりますが、マイナスになる可能性も頭に入れておきましょう。
②NISAの利用が不可


楽ラップは、NISA(少額投資非課税)非対応のようです。
ただこれは、他のロボアドバイザーでも同じなので仕方ないですね。



③DeTAX機能(自動税金最適化)がない


『DeTAX』は、簡単に言うと税金の負担を軽減(先送り)してくれるサービスです。
含み損が発生している資産を売却する事で、税金の負担を軽くしてくれます。
ウェルスナビ代表の柴山CEOによると、このDeTAX機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上の手数料は0.5%程度になるとの事です。
これは素晴らしいですね、他のロボアドバイザーに無い強みと言えるでしょう。



④楽ラップにはスマホアプリが無い


ウェルスナビとテオにはスマホアプリがありますが、楽ラップにはまだありません。
アプリは大変使いやすいのでぜひ、ウェルスナビなどで使ってみて下さい。
4.楽ラップの評判
堅実に利益を出してくれてる楽ラップに感心します。
今の所、完全放置で月あたり2.5%以上のパフォーマンス。— やってぃ (@yamthian) 2018年4月20日
楽天○券の楽ラップってどないやろ
10万からの割と少額やし、手数料1%いかんのはなかなか良いか
— アツシ@4/22 Absolute 東心斎橋トビラ (@Liamoz88) 2017年11月2日
ウェルスナビ調子いいなー
楽ラップは株価高いときに入金してしまったからまだマイナスだけど、巻き返してきた!
ドルコスト平均方を信じて積立継続!— てぃんくるりん (@thinkururin) 2018年4月18日
ロボアドバイザーはウェルスナビとテオが人気ですが、一緒に楽ラップを使っている人も多いようですね。
個人的には、初めての人はまずウェルスナビでスタートして、2つ目のロボアドの際にテオか楽ラップを検討すると良いと思います。
少額でいっしょに始めて、比べていくのも良いでしょう。
5.楽ラップの評判・メリット・デメリットまとめ


いかがだったでしょう?
手数料が安く、楽天ユーザーに馴染みやすい楽ラップの紹介でした。
まずはロボアドバイザー1番人気のウェルスナビを試してみて、2つ目として使ってみるといいですよ。
10万円から始められるので、さっそく試してみてください!


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