元銀行員ブロガーの亮平です。
いま話題のフィスコ仮想通貨取引所へ、インタビューしてきました。
「フィスコ仮想通貨取引所って正直どうなの?」
「フィスコの強みはなに?」
「今後増やす銘柄は?ユーザーにとって気になる手数料は?」
「話題になったZaifへの金融支援の背景は?Zaifとは今後はどうしていくつもり?」
これらの気になるところを、すべて聞いてきましたので、まとめておきますね。
実は初めてのインタビュー取材でしたが、フィスコは個人的に非常に注目している取引所なので、今回色々と伺ってきました。
いま最もホットな取引所であるフィスコ、ぜひじっくり読んでみて下さい!
Contents
0.フィスコ仮想通貨取引所へ行ってきました

表参道駅から歩いてすぐの、こちらのお洒落なビル。
取材場所は、なんとこのビルの2階。

オフィスにお邪魔すると、会議室もお洒落なデザイン。
アート色が強めで驚きました。
いきなりフィスコの意外な一面を見つつ、さっそくインタビューを始めさせて頂きました。
1.フィスコ仮想通貨取引所の越智社長と中川取締役へインタビュー取材!

①フィスコが仮想通貨取引所に参入した経緯
その時、金融の世界では仮想通貨業界に注目の的が変わっていっている流れが見え始めたのが2015年頃です。
金融業界の最前線にいたバンカーのアイデアや知見が仮想通貨に向かう匂いを感じ、フィスコグループとしても仮想通貨の分野で何かできないかと考え、取引所への参入を決めたのが大まかな経緯です
そこでフィスコグループとして、Zaif取引所を運営していたテックビューロ社と資本業務提携を締結。
Zaif取引所のOEM(ここではZaifの取引システムをフィスコ仮想通貨取引所が使用するという意味)により、取引所をスタートしました
②フィスコ仮想通貨取引所の現状、そして今後のメインターゲット層は
先日、FDAG(フィスコデジタルアセットグループ)の田代社長のインタビュー動画でも、Zaifへの金融支援の背景としてターゲット層の違い(Zaif取引所は個人、フィスコ仮想通貨取引所は法人)をお話されていました
B to C(Business to Consumer:個人向けサービス)でいう個人のイメージは、プロのような投資家の方々です。
またフィスコグループの顧客として、すでにBtoB(Business to Business:法人向けサービス)も多かったため、既存の顧客と仮想通貨の掛け算は面白いのではと思っていたのが、当初の構想です
2018年からは個人顧客向けの仮想通貨取引所として、力を入れていこうとも考えていますので
③フィスコ仮想通貨取引所の強みは?

我々は上場企業の傘下である仮想通貨取引所という事もあり、セキュリティに力を入れています。
セキュリティ運営についてはなかなか表現が難しいですが、もう少し詳細にお話しすると、外部の有識者・専門機関に複数依頼し、当取引所のシステムチェックを定期的に行っております。
内部管理も含めて、ユーザーの皆様に安心してお使い頂くために、ここは重要視しています
その中で、上場企業グループとしての安心感は間違いなくあると思います
④銘柄数の増加については?

現状はビットコイン(BTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)・モナコイン(MONA)の3通貨と、グループ会社発行のトークン(FSCC・CICC・NCXC)が3種類ですね
イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)を予定しています。
後は順次、マーケットを見ながら拡大を考えています
あまり知られていないですが、カイカコイン(CICC)をM&A(企業の合併・買収)資金の一部に充てたりもした事があります。
今後もトークンの使用などは拡大していくつもりですが、なにぶん上場企業グループがトークン発行して取引所に流通しているというのは、日本初の試みとなっているため、そこは慎重に進めていくつもりです
⑤ユーザーにとって気になる取引手数料は?

2018年9月、取引所システムの分離にあたって、取引手数料も改定を発表されました。
今まで取引手数料無料としていたのを、0.1~0.3%と実質値上げとした背景を教えて下さい
一方で重視すべきは、先ほども挙げたセキュリティ対策ですね。
今回の手数料改定は、セキュリティ対策にコストをかけて、安心して使って頂く為の我々の意思表示だと捉えて頂ければと思っています。
ただもちろん、手数料に敏感なお客様もいらっしゃるので、今後は取引量に応じたキャンペーンなども行っていく予定です
取引所として24時間365日安定稼働し、取引のボリュームと手数料をバランスよく随時調整していきたいと考えています
2.気になるZaifとの連携は?フィスコ仮想通貨取引所の今後についてもインタビュー

①Zaif取引所(テックビューロ社)への金融支援の背景について
その中で業務提携や戦略的なパートナーとして、特に密に連携していたのがテックビューロ社でした。
テックビューロ社の方でハッキング事件が起きた次の日には我々もサポートに入りましたし、元々の関係性の中で支援を行ったのは、ごく自然な流れと考えています
②Zaif取引所のOEMから分離、独立した経緯
さまざまな点を複合的に考えて、新システムへの移行を検討したのが背景です
ただ偶然として免れたのは、あくまでも取引所に力を入れていくために新システムへ移行しようと考えていた背景があるという事です
③Zaif取引所とフィスコ仮想通貨取引所の今後の連携について
たとえばZaifで人気だった積立機能『Zaifコイン積立』が、フィスコ仮想通貨取引所の銘柄でも使えるようになる…などあれば、話題性が出て面白いかなと思っています
ただ、まだこれからの部分が多いので、具体的な連携については全体を見ながら考えていこうと思っております
Zaifとの連携については今後、非常に注目ですね…)
あとはこれから取引所のサービス拡大を進めるために、色々と手を打っていくつもりです
もう一つはまったく新しい施策として、ビットコイン担保ローンなども考えているので、ぜひ楽しみにしていて下さい
今回の取材にあたり、中川取締役の著書「【ザ・キャズム】今、ビットコインを買う理由」を頂きました。
予想されうる法定通貨から仮想通貨へのシフト、その背景と未来像について検証されています。
ぜひ、こちらもお読みください。
3.【おまけ】フィスコ仮想通貨取引所の意外な一面
インタビュー後は、越智社長にオフィス内を案内して頂きました。
冒頭でも触れましたが、フィスコ仮想通貨取引所には意外な一面が結構ありました。
オフィス1階にはバイクも展示されており、関連企業のネクスグループは鈴鹿8耐レースにも参戦されているとの事です。

また外からはまったく気づかないですが、オフィス1階のある扉の向こうには、なんと隠れ家的なバーがあります。
「WALL」というバーで、一般の方も利用できるそうなので、是非探してみて下さい。
(パッと見は全然分からない、扉の先にあります)
4.【まとめ】話題のフィスコ仮想通貨取引所へのインタビュー取材!

いかがでしょうか。
話題のフィスコ仮想通貨取引所について、色々とインタビューさせて頂きました。
越智社長様、中川取締役様、この度はありがとうございました。
取材した感想としては、今後フィスコ仮想通貨取引所は、大きく動いていく予感がしました。
取引所に力を入れて運営していくそうなので、Zaifとの連携含め、今後に注目ですね。
ぜひあなたも、フィスコ仮想通貨取引所を試してみて下さい!
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