【知らないと後悔】サラリーマン(会社員)の独立への9つの準備まとめ

元銀行員ブロガーの亮平です。
「好きな事を仕事にしていきたい」という思いから銀行を退職し、独立して1年半が経った。
幸いな事にサラリーマンに戻る事もなく、自由で楽しい日々を送れている事に感謝したい。
さて、この独立という道を選んでから、しばしば言われる事がある。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”akusyu_man_ojisan.png” name=””] 羨ましいです。僕も会社を辞めて、自分のやりたい事を追いかけようと思います![/speech_bubble]そういった言葉をもらえるのは、たいへんありがたい。
自分の行動が、誰かを勇気づけるものになっていると感じるからだ。
だが、僕は独立へ後押しするとともに、必ず伝える事がある。
「しっかり準備するのが大事だと思います。独立は、勢いだけでは成功しないと思うので」
そう、独立には準備が必要だ。
僕はそれを、身をもって経験した。
今回は、僕が退職をしてから分かった、サラリーマンの独立への準備について、まとめて話したい。
勢いだけで独立を選ぶのはあまりに危険だ。
大切な準備を知らないと、あとで怖い思いをするかもしれない。
どうかそれを頭に置いて、じっくりと読んでいって欲しい。
この記事でわかる事
- クレジットカードを複数枚作る
- 転居する物件を決めておく
- 失業保険の理解
- 税金、年金、社会保険の学習
- 両親と全力で話し合い、できるだけの理解を
- 頼れる人を考えておく
- 営業力を磨く
- 最低、半年分の生活費を貯金
- 月5万稼げる副業を持つ
1.サラリーマン(会社員)の独立への準備
【フリーランスになる前に、会社員のうちに勧めたい事】
・クレジットカードを複数枚作る
・転居するなら物件を決めておく
・失業保険の理解
・税金、年金、社会保険の学習
・両親と全力で話し合い、できるだけの理解を
・頼れる人を考えておく
・営業力を磨く
・最低、半年分の生活費を貯金— 小林亮平@資産運用ブログ (@ryoheifree) 2018年7月7日
Twitterで呟いたところ、なんと1,000いいね以上の反響があった。
それだけ、退職や独立で悩んでいる方が多いともいえるだろう。
では、順番に説明していこう。
①サラリーマンのうちに、クレジットカードを複数枚作る
まずは、クレジットカードだ。
あなたも聞いた事あるだろうが、サラリーマンというのは社会的な信用が非常に強い。
そのため、クレジットカードも作る事に困らないが、独立後は別だ。
万が一の時に備え、クレジットカードは複数枚、必ず作っておこう。
もちろん、年会費が無料のものでじゅうぶんだ。
短期間で5枚も6枚も作るとブラックリスト入りする可能性もあるので、まず1・2枚ほど作っておこう。
僕が独立前に実際に作った、エポスカードは強く勧めておきたい。
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公式ページ[/btn]

アプリですぐにお金を準備したい時は、「バンドルカード」が良いだろう。
2万円までの上限があるが、手数料は3%なので銀行などのキャッシングより非常に良心的。
不測の事態に備え、こちらも準備しておこう。
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②固定費削減のため、転居する物件を決めておく
1年半前、退職と同時に新しい物件を借りて、一人暮らしを続けた。
当時は「実家に戻る」という選択肢を選びたくない一心だったが、今思うとかなりリスキーだったと感じる。
独立したての頃は、家賃等の固定費は極限まで削るべき。
毎月減っていく残高を見るのは、本当に心臓に悪い。— Ryohei@元銀行員ブロガー (@ryoheifree) 2017年8月23日
退職して独立すると、何かとお金の問題がつきまとう。
そして毎月出ていく固定費のなかでも、大きな割合を占めるのは家賃だ。
後ほどくわしく話すが、僕は独立時、親との折り合いをうまくつける事ができなかったので、「実家に戻る」という選択肢をとる事ができなかった。
自分で物件を契約して家賃を払っていたが、今思うとかなりリスキーだったと思う。
独立したとたん、毎月入る安定した給料とは無縁になり、すべては自分の行動次第となる。
いつ成功できるかも分からない時点においては、固定費はできるだけ下げておこう。
そのためにも、サラリーマンのうちに転居する物件を探しておくのが望ましい。
③失業保険を理解し、かならず貰っておこう
失業保険は、もらえる期間が決まっている。
よく見られがちなのが、後回しにして結局もらいそびれるケースだ。
それは非常に勿体無い。
僕が4年目に銀行を辞めた時の計算では、50~60万円くらいの手当になった。
失業保険は自分でも調べ、速やかに受け取っておこう。
④税金、年金、社会保険料の理解
【1年前に会社辞めてから払っている毎月税金の類】
住民税:30,000円
社会保険料:25,000円
年金:16,000計71,000円
会社を辞めて独立するなら、すでに最低5万円副業で稼いでるか、貯金400万円は無いと厳しい。
— Ryohei@元銀行員ブロガー (@ryoheifree) 2017年6月12日
家賃と同じ、出費に関する大事な話だ。
サラリーマンの頃はまったく気にしなかった税金や保険料が、退職したとたん襲い掛かってくる。
上記のツイートを見てもらえば分かると思うが、僕は去年、税金や保険料だけで月7万円を支払っている。
ちなみに僕の退職時の年収は、600万円(4年目)だった。
隠す事でもないので、おおよその税金目安として参考にして欲しい。
[kanren postid=”926″]僕は、退職を考え出した1年目の終わりから、3年間コツコツと貯めてきた貯金があったので何とか生きのびる事ができた。
最低限の貯金が無いと、とても退職してから食ってはいけないだろう。
ぜひ、一度冷静になり、退職した後に税金や社会保険料をいくら払うのか、今から勉強して理解しておくと良いだろう。
⑤親とは全力で話し合い、できるだけの理解を
「親の強い反対振り切って、会社辞めたぜ!」
というのが美談になりがちな昨今だが、
親ともめる事なく辞める手段をまずは全力で模索すべき。親の理解を得られず、そのまま溝が深まった人生送るのは寂しい。
時間はすべてを解決してはくれない。— Ryohei@元銀行員ブロガー (@ryoheifree) 2017年8月23日
少し、自分の退職時の話をしたい。
ここまで読んでくれた方はだいたい想像できていると思うが、親とは揉めに揉めた。
自分は幼い頃から塾通い、私立の進学校通いが続いていたので、親としては当然、良い企業に入って働いてもらうのが望みだったと思う。
くわえて、自分はまだ退職時はきちんと生計を立てられるだけの稼ぎなどなかったので、親の心配は当然いっぱいだった。
当時の自分の心境として、「もうとにかく会社を辞めたい。逃げ出したい」という気持ちがあまりに強かったのもあるだろう。
両親を説得できるものも持ち合わせていなかったし、なんども話し合った後も、話は平行線をたどる一方だった。
結局、僕は両親を説得する事をあきらめ、「ここまで話してダメなら仕方ない。もう最後は自分で決めてしまえばいい」と決断し、退職を選んだ。
両親から理解を得られず退職した事で、両親に連絡をする事もおっくうになった時期もあったし、申し訳ない気持ちも強くある。
あなたがまさに退職について、親への相談に悩んでいるなら、ぜひ僕の経験を反面教師にして欲しい。
親の意見に従う必要は無いとは思うが、だからといって最初から話さないのは無しだ。
「親の反対を振り切って辞めた」なんて、そんな事を美談にするのもつまらない。
埋まらない溝が出来てしまったら、後で悔やむ事になるだろう。
時間がすべてを解決してくれるとは限らない。
だからこそ、両親にはできるだけ理解をしてもらうように行動した上で、退職を選ぶべきだと思う。
⑥頼れる人脈を作っておこう
『人脈=友達の多さ』にはならない。
・自分が困ったときに、本当に頼れる人がいるか。
・その人は、頼れるだけの能力・実力の持ち主か。この2つが備わって、はじめて「人脈がある」と言えると思う。
— Ryohei@元銀行員ブロガー (@ryoheifree) 2017年8月23日
これも大事な、人脈について。
最初に伝えておきたいが、『友達が多い』は人脈にはならない。
この2つが合って、はじめて『人脈がある』と言えるだろう。
自分を本当に助けてくれる人。
自分より、独立の経験値がある人。
そんな人との出会う事ができれば、間違いなく独立後にあなたを助けてくれるだろう。
ちなみに僕には、先に独立をした銀行時代の先輩がいた。
先輩はとても親身にしてくれて僕にいろんな人を紹介してくれたし、独立の経験値も僕よりあったので何かと助けてもらえた。
人脈の大事さは、僕も身をもって実感したので、あなたにもぜひ知っておいてほしい。
気を付ける点としては、人脈はなるべく会社の外で広がる方が良いだろう。
そしてよく聞く異業種交流会なんて、僕はなんの意味もない事が多いと感じる。
名刺をたくさん持っている、なんていざという時に役に立たないからだ。
独立後は、予想外の事態に直面し、困る事も非常に多い。
そんな時のためにも、サラリーマンのうちに頼れる人と出会っておくのは、大きなプラスになるはずだ。
⑦営業力を磨く
本当ですね。
どんなに良い商品でも、営業や宣伝をしないと誰も買わない。多くの人の目に入るようにするのは、どんなビジネスにも共通する事だと思う。 https://t.co/Y4yVAvq5cP
— Ryohei@元銀行員ブロガー (@ryoheifree) 2017年6月13日
独立後に非常に大事なのが、『営業力』だ。
当たり前だが、独立をすると基本、すべてを自分でおこなう必要がある。
仕事上、人付き合いを上手く進めていくのも、自分の腕次第という事になる。
そこで必要になる事こそ、まさしく営業の能力なのだ。
どんな良いビジネスの卵を持ったとしても、あなたの営業力が無いなら、成長の速度は格段に遅くなるだろう。
そしてありがたい事に、この営業力はサラリーマンのあいだにじゅうぶん身につける事ができる。
営業職に限らず、自分が今の仕事を通じて関わる人達すべてに、営業をする気持ちで向き合っていこう。
それを意識できれば、独立後もかならず生きてくるはずだ。
⑧最低、半年分の生活費を貯金
独立したあなたを真っ先に守ってくれるもの。
それは、「貯金」だ。
僕はサラリーマンのうちに400万円を貯めたが、間違いなく貯金があったからここまで来れたと思っている。
高い保険なんかに入らなくても、貯金があれば大抵の問題は解決できるからだ。
将来の自分のために、コツコツ貯める。
今散在したくなるお金を、未来をみすえて貯めていこう。
⑨月5万稼げる副業を持つ
会社の給料以外の収入が少しでも入り出すと、精神的にかなり安心する。
企業に依存しなくても大丈夫かもしれない、と少しずつ思えてくる。
あと自分で稼いだ100円は、会社の給料より遥かに尊く感じる。— 小林亮平@資産運用ブログ (@ryoheifree) 2018年3月26日
僕は退職してからしばらくは、貯金残高が毎月減っていく悩みとずっと戦っていた。
それは本当に心臓に悪く、精神を削っていくものだ。
できれば、そんな経験はしない方が良いだろう。
あなたには、サラリーマンのうちに副業しておく事をおすすめしたい。
月5万円までいければ、その後の生活は非常に楽になる。
僕が現在ブロガーというのもあるが、副業にはブログがおすすめなので、こちらも是非読んで欲しい。
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2.サラリーマン(会社員)の独立への準備まとめ
立派な夢とか、目標とか、正直無くても良いと思う。
自分は退職の時、純粋に仕事が嫌になりすぎて逃げるように辞めた。独立して稼げるとは全く思ってなかったし、嫌いな事を全力で遠ざけた結果、『好きな事=仕事』に出会えた。
行動さえしてれば、点と点が繋がる瞬間が遅かれ早かれ来るはず。
— Ryohei@元銀行員ブロガー (@ryoheifree) 2017年8月22日
いかがだっただろう。
今回は、僕がサラリーマンから独立を通じて、大事だと思った準備をまとめて紹介した。
いま、あらためて感じる。
夢より、時期より、独立には準備が一番大事だ。
もちろん、熱意や理想も重要だと思う。
ただ、やはりそれだけでは成功できない。
「独立はまだ危ない。自分は転職をしておこう…」
その判断は決して間違ってはいない。
人生をギャンブルにする必要は無いからだ。
誤解しないで欲しいが、僕は、独立して自分らしく生きる人たちを後押ししたい。
『好きな事で生きる人』がもっと増えればと本気で思っている。
だからこそ、まだサラリーマンの時から、しっかりと将来をみすえ、準備をしていって欲しい。
それが、あなたより少しだけ先に独立をした僕からのアドバイスだ。
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