元銀行員ブロガーの亮平です!
今回は、トラリピのアプリを徹底解説します。
トラリピアプリはとても使いやすく、機能も充実しているので、初心者の方でもすぐに使いこなせますよ。
画像付きで分かりやすく紹介しましたので、ぜひご参考に!

Contents
1.トラリピアプリの登録方法(ログイン手順)
まずはトラリピのインストールから行いましょう。
まだ口座開設を行っていない方は、以下の記事からどうぞ。
https://bank-academy.com/fx/toraripi-touroku
トラのアイコンがかわいいですね。
ダウンロード後は、IDとパスワードを入れてログインしましょう。

「IDとパスワードってなんだっけ?」という方へ。
口座開設後に届いたハガキに記載されているのでチェックしてみましょう。
2.トラリピアプリの使い方(レート・チャートの見方など)

では、実際の使い方を見ていきましょう。
…とはいっても、上記のようにトラリピアプリは非常に機能が多いので、主要な使い方のみ紹介していきますね。
まずは入門編として、基礎知識を知っておきましょう。
①レートの見方

まずアプリを開くと、各通貨ペアのAsk(買い)とBid(売)の一覧が見れます。
ここで現在のレートの確認ができますね。
「L・M・S」という所をそれぞれタップすれば、表示方法が変わりますよ。
②チャートの見方

「チャート」をタップすると、各通貨ペアのチャートが見れます。
試しにUSD/JPYを見てみましょう。

通貨ペアを押すと、別の通貨ペアを選択することができます。
お好きな通貨を選んでみて下さい。

時間足をタップしてみます。
すると、1分足、5分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足のペアのチャートを表示できます。
とても使いやすくて良いですね。
③マーケット情報

マーケット情報はとても便利な機能で、タイムリーに相場に影響ありそうなニュースが一目で確認できます。
ニュースやレポートではテクニカル分析やファンダメンタルズ分析に役立つ情報が簡潔に書かれていますね。

こちらがレポートですね。
かなりこまめに更新されています。

経済指標も整理されていて見やすいですね!
重要度に応じてトラリピ君の数が増えていくようです。
⑤スワップカレンダー

続いて、「スワップカレンダー」について。
これはスワップ金利と言って、1万通貨あたりの1日で受け取れる金利の一覧を示しています。
(「売」は、逆に払わなければならない金利ですね)
たとえばトルコリラのTRY/JPYペアだと、1万通貨持っていれば毎日54円もらえるというわけですね…これは大きいですね。
このようにスワップ金利だけで、毎日お金が入ってくるのも、外貨を持つ大きなメリットでしょう。
⑥口座状況

口座状況で、自分の資産がいくらになっているかを調べたりできます。
表示されているそれぞれの項目について、解説していきますね。
(公式の説明を参考にしています)
- 維持率
口座に余力がどれだけあるかを「%」で示します。
口座内にまだ余力があれば、追加で購入する事が可能です。
※計算式:時価残高 ÷ 証拠金必要額(内ポジション分) × 100
- 当日分のスワップ
スワップ金利として、当日にもらえた額が確認できます。
「-」と表示される場合は、該当国市場の休場が原因です。
休み明けに合わせて反映されるので問題ありません。
- 現金残高
入金した金額に対して、為替による損益、スワップ金利を加味した額を表示します。
外貨も円換算して、表示されています。
- 口座反映前損益
決済により確定した売買損益のうち、まだ実現損益として現金残高に反映されていない値を表示します。
受渡し日(決済の2営業日後)を迎えると「口座反映前損益」から消え、「現金残高」に反映されます。
- 評価損益
保有ポジションを現在レートで評価した見積り損益額を表示します。手数料も考慮されています。
現在レートで全ポジションを決済した場合の損益額の目安になります。
- 時価残高
口座の時価に相当する金額を表示します。
現在レートで全ポジションを決済した場合に手元に残る金額の目安になります。
※計算式:現金残高 + 口座反映前損益 + 評価損益
- 自動ロスカット水準
自動ロスカットが執行される水準を表示します。
時価残高がこの水準を下回ると自動ロスカットが執行されます。
証拠金維持率100%未満で執行。
- 証拠金必要額
保有ポジションおよび、指値等発注されている未成立の注文に対し、必要な証拠金必要額を表示します。
※計算式:証拠金必要額(内指値分) + 証拠金必要額(内ポジション分)
- 余剰残高
追加で発注可能な金額(証拠金ベース)を表示します。
取引状況によっては「-(マイナス)」になる場合もあります。
※計算式:時価残高 - 証拠金必要額
- 出金予約
出金依頼をかけている金額を表示します。
出金依頼後、円貨の場合は原則銀行の2営業日後、外貨の場合は3営業日後に登録金融機関へ出金されます。
出金手続き完了後に「出金予約」から消え、「現金残高」から引かれます。
3.トラリピアプリの使い方(入金・注文方法)
①入金方法(手順)

では、実際に取引を始めてみましょう。
口座の入金はとても簡単です。
「入出金管理」をタップ。

次に、「クイック入金」を選択。
これですぐに入金する事が可能です。

金融機関を選択し、入金額を入力したら「次へ」で完了です。
他のFX業者ですと、入金方法が複数あり、どの入金方法が一番いいか調べるのに苦労します。
しかしトラリピはそういった無駄をはぶいているので、スムーズに取引が開始できました。
②注文手順(トレード方法)

入金が完了したら、実際に取引をしてみましょう。
「新規注文」をタップします。

注文入力の画面になりました。
まず注文方法を選ぶ必要があります。

このように、注文方法はかなり多岐に渡っています。
順番に説明していきますね。
②-1 らくらくトラリピ

まずは初心者におすすめの「らくらくトラリピ」。
レンジを決めて簡単に発注して利益を取る方法です。
- 仕掛けたいレンジを「◯◯~◯◯円」を入力する
- 指定したレンジの中にトラップの本数を決める
- 利益金額を決める
- 「確認する」で注文完了
②-2 トラップリピートイフダン

続いて、最も使われる「トラップリピートイフダン」。
レンジ相場で値動きをしている間、利益を狙える手法です。
- スタート価格を決める
- トラップの本数を決める
- トラップの値幅を決める
- 利益金額を決める
- 「確認する」で注文完了
なお、ストップロス価格を設定することをおすすめします。
これによって、損失価格を制限する事ができますよ。

②-3 成行

成行の注文となり、現在の価格で買い注文または売り注文ができます。
成行の許容値幅も設定することが可能です。
値が大きく動いているときは注意が必要です。
②-4 成行OCO(オーシーオー)

成行の注文時に損失の幅と利益の幅を設定した決済注文を出すことができます。

- 注文価格#2を決める
- 注文価格#3を決める
- 「確認する」で注文完了
②-5 指値 逆指値


指値・逆指値注文ができます。
単独で注文したい方は使ってみて下さい。
②-6 IFD(イフダン)

イフダン注文は、新規注文を予約する際に、決済値も前もって発注する方法です。
下記の画面のようにいくらで買って、いくらで売るという設定をすることが可能です。

②-7 OCO(オーシーオー)

「One Cancels the Other」の略で、新規注文または決済注文において2種類の指値を同時に出すことが可能です。
一方が成立すると、自動的にもう一方がキャンセルされます。
- 注文価格#1を決める
- 注文価格#2をきめる
- 「確認する」で注文完了
②-8 IFO(イフダンオーシーオー)

IFDとOCOを組み合わせた注文方法で、新規注文のみ利用できます。
利益確定のための「指値注文」と、損失を最小限に抑えるための「ストップ注文」を同時に出すことが可能です。
②-9 トラップトレード

指値では相場の底または天井がわからない場合に有効な注文です。
例えば、上の図で、そろそろ値が底をつきそうだとわかっている状態です。
そこで1つの指値だけではなく、その指値の周辺にまんべんなく注文を配置することで、底の値段を効率よく拾っていくことが可能です。

- スタート価格を決める
- トラップ本数を決める
- トラップ値幅を決める
- 「確認する」で注文完了
②-10 トラップIFD(イフダン)

トラップリピートイフダン同様レンジ相場で値動きをしている間、利益を狙える手法です。
トラップIFDの場合は期間を選択することが可能です。
- スタート価格を決める
- トラップ本数を決める
- トラップ値幅を決める
- 利益金額を決める
- 有効期限を決める(無期限・今週限・当日限・期限指定)
- ストップロス価格を決める(推奨)
- 「確認する」で注文完了
②-11 RIFD(リピートイフダン)

一度設定すれば、レンジ内で値動きする限り、利益をとることが可能です。
注文時に新規指値または逆指値を設定し、トラップ本数、トラップ値幅、利益金額、有効
期限、ストップロス価格を決めて発注します。
- 注文価格#1を決める
- 注文価格#2を決める
- リピート回数を決める
- ストップロス価格を決める(推奨)
- 「確認する」で注文完了
4.トラリピアプリで覚えておきたいその他項目
①決済注文
現在のポジションを確認できます。
通貨ペア別でソートができますので、ポジションを多く持っていても一目で確認できる親切設計ですね。
②両替

トラリピでは証拠金を使った取引だけでなく、資金を他の通貨に両替することも可能です。
両替には「通常の両替」と「ポジション両替」があって、成行注文もしくは指値注文を選べます。
- 両替元の通貨を選択
- 両替先の通貨を選択
- 注文金額の入力
- 現在価格の確認
- 「確認する」で注文完了
5.トラリピアプリの登録方法・使い方まとめ

いかがだったでしょう。
トラリピアプリは多機能なので、これ一つで様々な事ができますよ。
初心者の方は、まず入金したら「らくらくトラリピ」から初めて、慣れてきたら「トラップリピートイフダン」も試してみましょう。
この機会にさっそく、インストールしてみて下さい!

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