【超簡単】ブログで大事なターゲットの選定と決め方

プロブロガーの亮平です。
今回はターゲットの選定方法について、まとめておきます。
「ブログを書くには、ターゲットを決めるのが大事だ!」という話は聞いた事があると思います。
それは確かに間違いないのですが、初心者ブロガーには一つ悩みが出てくる事でしょう。
それは、「ターゲットの決め方ってどうやるの?」という悩みです。
「ペルソナが~」、「読者の悩みを考えて~」と言われても、正直ピンと来ないですよね。
なので今回は、もっとシンプルにターゲットを選定する方法についてお話しますね。
結論から言うと、『自分の一つ下のステップにいる人』をターゲットにすると良いですよ。
この方法はタイトル通り、『誰でも簡単にできる』点が特徴なので、ぜひご参考に!
1.ターゲットの決め方は、『自分の一つ下のステップにいる人』
こんなケースを考えてみましょう。
英語のTOEICで、低い点数に悩んでいる人がいるとします。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”pentagon-okane11.png” name=”ペンタごん”]TOEICで300点しかとれないから、もっと勉強しないと… [/speech_bubble]
その人は990点満点のうち、300点しかとれていないので、勉強のために2冊の参考書から1冊を選ぼうとしています。
- 1冊目のタイトルは、『990点をとった筆者が伝える、満点獲得への道!』
- 2冊目のタイトルは、『低い点数からでもOK!僕がゼロから600点を取った勉強法』
さて、この2冊のうち、300点しかとれていない人が求める本はどちらでしょう?
もちろん絶対とは言いませんが、2冊目の『低い点数からでもOK!僕がゼロから600点を取った勉強法』を選ぶ人はきっと多いと思います。
たとえあなたがTOEIC600点で専門的な知識が無くても、あなたの話を聞きたい人は必ずいる。
そして、その人をターゲットにして記事を書いてみれば良いのです。
これが、『自分の一つ下のステップにいる人』をターゲットにする方法です。
物事の上達には、意識するにせよしないにせよ、必ずステップが存在します。
そのステップごとにターゲットを考えてみて、「この層になら書ける!」という流れでイメージをしてみましょう。
①あなたが悩んでいた話こそ、聞きたい人がいる
別のケースを考えてみましょう。
例えば、会社で営業マンとして働いている人がいるとします。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”pentagon-okane11.png” name=”ペンタごん”]僕なら何を伝えられるかな[/speech_bubble]
たとえ営業マンとしての実務経験が少なくても、これから就職活動をしようとしている人に向けて、『僕が内定をとった具体的な就職活動法』は伝える事ができるでしょう。
また、もし営業マンの経験が3年ほどあるなら、同じ立場の1~2年目の人にとってメリットのある記事は書けるはずです。
「営業のド素人だった僕でもできた、モノを売るためのセールストーク」などと題せば、説得力も出てくるでしょう。
ポイントは、あなたが悩んでいた事について具体的に話して行く事です。
自分の一つ下のステップにいる人の悩みは、よく分かると思います。
上記の例なら、たとえば営業が全然上手く行かず悩んでいた時のエピソード…などですね。
自分が何かに悩んで、それを解決した経験があるなら、それは誰かにとって間違いなく価値があります。
一つ下のステップの人に記事を書く時は、自分が悩んでいた事を振り返ってみましょう。
②一つ下のターゲットなら、親しみを持ってくれる
『自分の一つ下のステップにいる人』をターゲットにする方法には、もう一つメリットがあります。
それは、『ターゲットが、身近な自分に親しみを持ってくれる』事です。
初心者の人が、その道10年のプロの人に何か質問するのって、気が引けますよね。
「こんな事聞いたら、笑われないだろうか…」と悩む事もあるでしょう。
それよりかは、1年先輩くらいの人の方が、身近に感じて親しみを持ってくれやすいと思います。
「こんな失敗とか悩みとかって、やっぱりありましたか?」というように。
なのであなたも、できるだけターゲットに寄り添った記事を書いていきましょう。
読み手が親しみを持ってくれるように書くのが良いと思います。
読み手と書き手の間で、見えない距離を縮めて行きましょう。
③記事を書くのに、立派な資格や知識なんて無くても良い
このターゲットの選定方法は、同時にブロガーのある悩みも解決してくれます。
それは、「自分には人に提供できるような知識があるのか…」という悩みです。
何か強烈にハマっている事があれば、それに特化したブログをどんどん書いていけば、人気が出て行くでしょう。
しかし、ブロガーに限らず多くの人にとって、そこまで没頭しているものは無いかもしれません。
すると、「自分でも価値ある記事が書けるか…」と悩む事もあると思います。
そんな時に、このターゲットの選定方法を思い出してください。
この記事でもう一つ伝えたい事は、「記事を書くのに、立派な資格や知識なんて無くても良い」という事です。
もちろん、あった方が良いケースもあります。
「プロが教える…」などの肩書を使えれば、説得力が増す事もありますし。
ただ、資格や高いレベルの知識は絶対必要、という事は無いと思います。
ダイエットに少しでも成功した経験があれば、どんな食事が良かったか、どんな運動が良かったかも書けると思います。
それを、自分のステータス(20代OL、料理好き、外食多め…など)と合わせれば、もうそれだけであなただけの記事が出来上がります。
今の自分なら誰に向けて書けるかを考え、ターゲットを差別化した記事を作っていきましょう。
そうすれば、立派な資格や知識なんて無くても自分だけの記事が書いていけると思います。
2.ターゲットへの書き方のコツ
ブログもアフィも、「1対多数」じゃなくて、「1対1」を意識して書くようになってから、上手く行くようになった。
ターゲットも明確に絞れるようになるし、読み手の心情も掴みやすくなる。小さな発想の違いだが、大きな変化が生まれると思う。
— Ryohei@元銀行員ブロガー (@ryoheifree) 2017年7月5日
ターゲットを絞れるようになったら、記事の書き方にも注意しましょう。
ポイントは、『1対1』で送るメールのような文章を意識する事です。
- ターゲットに話しかけるように、親しみをもって心がける。
- 『皆さん』は使わない、『あなた』と書く。
- 対話するイメージで話を進めていく。(「この話をすると、『●●だとどうなんだろう?』という疑問がでてきますよね。それにもお答えしますね」というイメージ)
これらを意識していくと、ターゲットに対してより刺さる記事が書いていけると思います。
読み手も、「あぁ、この記事は自分のような人に向けて書いてあるな」と感じてくれるでしょう。
3.レビュー記事からターゲットを選定するのもアリ
「それでも自分にはなかなか書ける事が無い…」と悩む方へ。
そんな人は、レビュー記事を書く事からおすすめします。
レビュー記事は、何かを体験した時の話をまとめたものです。
自分が何か書けるジャンルが無くても、レビュー記事なら体験して書く事ができます。
そして、何よりレビュー記事はターゲットを簡単に決める事が出来ます。
経験する前の自分、商品を買う前の自分をターゲットとして考えれば良いだけですから。

4.ターゲットの選定と決め方まとめ
今回は、誰でもできるターゲットの選定方法についてお話をしました。
「これなら、自分でも書けるのでは?」と思ってもらえたら幸いです。
キーワードは、『自分の一つ下のステップにいる人』です。
『少し前に自分が経験した事』でもOKです。
「ターゲット選定は絶対こうやるんだ!」などと僕は言うつもりはありません。
誰に向けて書くか、考え方は人それぞれで良いと思います。
(本当にターゲットに届いているかなんて、なかなか分かりませんし)
ただターゲットと聞くと、ややこしい話はたくさん溢れています。
初心者の方がそんな事を聞いてもなおさら分からないと思うので、まずはシンプルな考え方で行きましょう!

