通勤時間は無駄。時間の浪費をやめてさっさと短くするのがベストだ


元銀行員ブロガーのRyoheiです。

 

突然だが、あなたが今サラリーマンであるとして、毎日の通勤時間はどれくらいだろうか?

 

恐らく、多くの方はドアツードア(家から会社までにかかるトータル時間)で1時間前後だろう。

もしかしたら、あなたの通勤時間はもう少し短いかもしれないし、あるいは嘆きたいほどもっと長いかもしれない。

 

いずれにしろ普段の通勤を重ねていると、すっかり慣れてしまい、長い通勤に違和感を感じなくなる人も多いと思う。

サラリーマンは、いつの日だって慌ただしい生き物だ。

その結果、日常の不条理すら、思考停止して考えなくなってしまう。

 

しかし、改めて思い返して欲しい。

あなたもきっと、通勤が始まった時は、「毎日、この往復を繰り返すのか…」と嫌気が刺していた事だろう。

 

僕もそんな経験がある。

 

銀行員として、地方で勤務をしていた時、僕はドアツードアで片道1時間30分ほど毎日行き来していた。

特に新人の頃は、朝は早く出社しなければいけなかったが、早い時間帯は急行の便が無かったので、準急レベルの電車で2時間近くかけて会社に向かっていた

 

当時は、本当にこの通勤が苦痛で仕方なかった。

往復だけで3時間も4時間も費やす日々が、月曜から金曜までほぼ毎日続くのだから、これが大丈夫なのは相当なドMと言っていいだろう。

 

朝は少しでも質の高い睡眠を電車内で確保しようと、飛行機や夜行バス等で使用するようなネックピローを使っていた。

電車の中でそんなものを使っている人は、僕くらいだっただろう

 

それくらい、睡眠時間を削り、自由な時間を削り、通勤時間に費やしていた日々を、僕は2年半我慢して過ごした。

今振り返っても、本当に無駄な時間だったと断言できる。

 

あなたも、通勤時間を、どのように過ごしているか今一度振り返って欲しい。

朝の出勤であれば、大抵は新聞をさっと読み、その後はスマホでSNSをチェックしたり、アプリ等をして時間をつぶしているだろう。

夜の帰りには、もう疲労が限界にきているので、ボーっとするか、朝と同じようにスマホを何気なくいじって、早く家につかないかなとひたすら待ちながら電車に揺られていると思う。

 

ここではっきりとしておきたいのは、『通勤時間は何も生まない』と言う事だ。

そのほとんどは時間の浪費、と言ってもいい。

 

「そんなの工夫次第だ。自分の時間の使いようだ」と反論する人は幾らでもいるだろう。

確かに、自分も片道1時間半~2時間の通勤時間の中で、何とか工夫をしようとはしていた。

新聞をしっかり読むのはもちろん、英語を聞いたり、試験の勉強をしたり、何かに集中して気づいたら降りる駅に着いているというような習慣を身につけたかった。

 

しかし、僕は通勤時間の工夫なんて、大して実現できない事を、身を持って知った。

 

朝の通勤電車内はいつも混みあっており、スマホすら自由に触れるスペースは無かった。

もっと空いている電車に乗ろうと早起きしても、結局猛烈に襲ってくる眠気に勝てず、質の低い睡眠を電車でとってしまうケースがほとんど。

満員電車の中で座席に座るのに必死で、即興の椅子取りゲームに気を取られていた毎朝の日々。

 

帰り道は、寮の関係で上司や先輩と帰る事がとても多かった。

もちろん、仕事の話は出来て勉強にはなるが、会社の外に出ても気を遣っており、よくストレスにもなっていたと思う。

そして自然と仕事の話からは逸れて、途中からはほとんど適当な雑談がひたすら続いていた。

 

そう、思い返すと結局、僕は長い長い通勤時間の中で、ほとんど何も出来ていなかったのだ。

そこには、工夫なんてものは何の役にも立たなかった。

まさに時間の浪費を日々していたのだ。

 

一つ、忘れもしない事がある。

僕の地方店勤務の時の定期券は、6か月で18万円だったのをよく覚えている。

その金があるなら、俺に月3万円の住宅手当をくれと本気で思ったものだ。(僕がいた銀行において、独身は基本的に寮か自宅生活だったので、住宅手当というものは絶望的に無かった)

 

ちょうどその頃、僕は堀江貴文さん著の『ゼロ』を読んだが、その本の中で彼はこう言っていた。

「人生が豊かにならない理由は、間違いなく時間が無いからだ」と。

 

当時の僕はこの言葉にひどく共感した。

そうだ、その通りだ。

自分が日々のサラリーマン生活の中で死にそうになっている理由は、まさしく時間に追われているからだった。

 

この事に気づいた僕は、東京の本部に転勤が決まった時には、すぐに一人暮らしの物件を探し始めた。

物件を探すうえでの絶対条件はただ一つ。

『会社からドアツードアで30分以内』である事だった。

 

片道1時間半、すならち90分の通勤時間が30分になると、1時間の節約になり、往復で考えると2時間も抑えられる。

1週間の平日5日間で換算すると、10時間だ。

1か月で、40時間と、およそ2日分のまるまる自由な時間が手に入る事になる。

 

片道の通勤時間が1時間半から30分に縮まった時の幸せな感覚は、今でも忘れられない。

身体的に大きく負担が無くなり、精神的にもずいぶん楽になったものだ。

 

堀江さんの言うとおりだった。

僕の人生が豊かになっていなかった理由は、ただ時間が無かっただけなのだった。

 

もちろん、家賃含め、今までより出費が増えた負担はあったが、僕の中では全く後悔しない出費だった。

「これは、自分の時間を手に入れる為の投資なのだ」と割り切ってしまえばいいだけの事だ。

 

だからあなたも、今の通勤にストレスを感じているなら、引っ越しを考えた方が良い。

それが厳しいなら、思い切って転職も一つの選択肢となる。

通勤とは、それだけ自分の人生に重要な影響を与えているものだと思うからだ。

僕はそれを身を持って知った。

 

人生を豊かにしたいなら、ただ自由な時間を手に入れるだけ。

無駄な浪費となってしまっている通勤時間を捨てて、自由な時間を手に入れる行動に投資をしていこう。

 

その行動は、絶対的に正しいと僕は思う。