就職活動で必ず知っておきたい、メガバンクの本音Q&A

こんにちは。

元銀行員ブロガーのRyoheiです。

 

就職活動の時期になると、

いまだに知人繋がりの就活生から質問を貰うことが多いので、

メガバンクを志望する上での疑問や不安を、Q&A形式で纏めておきます。

 

「メガバンクのQ&A」としていますが、自分が勤めていた三菱東京UFJ銀行のケースで答えていきますので、他のメガバンは少し異なってくることもあるかと思いますがご了承下さい。

 

説明会やOB訪問でも、質問する場はありますが、どうしても回答が形式的なものになってしまいがちです。

なので、このQ&Aは本音で答えることにより、就活生の「実際どうなの?」という不安や疑問に役立てて貰えればと思います。

 

では、早速、行きましょう。

こちらが質問の目次です。

 

1.なんで就職活動ランキング上位なの?

(引用:キャリタス就活)

これには諸説あるかと思いますが、高い給料に惹かれてだったり、また安定志向の学生にはウケが良いという理由はあると思います。

 

ただ、銀行の仕事に魅力を感じて…という学生は正直あまりいないと思いますが。

パッと見、何やってるか良く分からない会社だと思うので。

 

2.就職活動の時の倍率は?

僕は総合職という職種を志望しましたが、その時の総合職の倍率は40倍と言われました。

 

エントリーシートを出したのが20,000人で、採用されたのが500人だったそうです。

採用人数が数十人の大手企業に比べれば、倍率はまだ低い方だと思います。

 

3.激務って本当?

勤務時間自体は、そこまでブラックではなかったです。

 

朝は8時くらいに出勤。

仕事が終わるのは、支店の頃は基本20時で、遅くても22時でした。

 

本部の時は、もう少し遅くまで働いていた時もありましたが、終電を逃したことは一度もなかったです。

有給休暇も年10日くらいは取れてましたし、労働環境は割と良かったと思います。

 

ただし、仕事量はかなり多いので、それが激務と言われる理由かもしれません。

 

4.サービス残業は?

全く無いと言ったらウソになりますが、かなり少ない方だと思います。

僕の時は、PCのログイン、ログアウト時間で管理をしていましたが、PCを切った後に残って仕事をすることはあまりなかったです。

今も銀行で働いている知人から話を聞くと、電通の件があってからは、今はサービス残業にはより一層、厳しくなったらしいです。

 

書類の持ち帰りも厳禁なので、会社の外に出てから仕事、というのはまず無かったですね。

 

5.年収1,000万は可能?

可能です。順調にそこそこ出世すれば、たどり着きます。

一番最初に役職(係長のようなもの)が貰える昇格タイミングが7年目にあって、その時に多くの人の給料は跳ね上がります。

(ただし、全員が昇格できるわけではなく、そのまま平社員の人もいます)

 

残業をめちゃくちゃすれば、8年目(30歳くらい)で年収1,000万超えたという話も耳にはしました。

出世をして、30代、40代になれば、年収1,000万は届く数字でしょう。

 

お給料は結構、夢があると思います。

 

6.転勤ばかりなのは事実?

事実です。だいたい、2~3年に一度は転勤します。

 

転勤が多い理由はいくつかあるそうですが、その地域で長く営業をしていると、お客さんと仲良くなりすぎて癒着が生まれるのを防ぐため…というのは聞いたことがあります。

 

何よりは驚くべきは、何の前触れもなく突然、転勤の辞令を受けて、そこから1~2週間ほどで異動してしまうことです。

もうかなり慌ただしくなります。

担当していたお客さんみんなに、きちんと挨拶できずに異動してしまうのも、ざらにあります。

 

なので、家庭を持つと、単身赴任が非常に多くなります。

家族との時間を大事にしたい人には、正直、銀行員は向いてないかもしれません。

 

7.出世コースって本当にあるの?

あると思います。

「思います」と言ったのは、もちろん明確に定められているわけではないので。

 

ただ暗黙の了解として、銀行員時代は、飲み会の場ではよく出世の話をしていました。

みんな出世には興味津々なので。

 

先輩からは、出世コースには大きく分けて2つあると聞いていました。

 

1つ目は、東大卒などの高学歴な新入行員が、最初から大きな店に配属となってその後も順調に出世していく、「エリートコース(僕がいま名付けました)」。

2つ目は、最初は小さな店での配属だったけど、仕事で大きな成果を上げて大きな店に配属となり出世をしていく、「叩き上げコース(これも僕がいま名付けました)」。

 

出世コースは基本、エリートコースか叩き上げコースか、この2つのようです。

転勤で、大きな支店や本部へ異動すると、「お、あいつは出世コースに乗ったかも」と周りに言って貰えます。

 

なのでやっぱり、銀行員に学歴はあった方が良いと思います。

 

8.同期はどんな人が多かった?

全部の職種を含めると、同期は1,000人を軽く超えていました。

みんな性格の良いやつばかりで、土日はしょっちゅう同期と遊んでいました。

 

やっぱり同期がたくさんいるって良いことだと思います。

どこに転勤になっても、だいたい同期がいるので、寂しくなることもあまりないかも。

 

自分の周りの同期は、銀行が第一志望だったという人はほとんどいませんでした。

商社や証券を目指してて、滑り止めとして受けていたという人も割といました。

 

9.福利厚生は?

福利厚生に関しては色んな意見があるかもしれません。

少なくとも僕が感じたのは、住宅の福利厚生はイマイチです。

 

自宅から通えない限り、全国各地にある寮に基本入れられます。

僕は、築50年の寮に入り、お洒落とは程遠い暮らしをしていました。

友達も呼べませんし、自分で一人暮らししようと思っても補助手当はありません。

 

他の会社の友達の方が、借り上げのマンションとかに住んでいたので、住まいの福利厚生はあまり良くないと思います。

 

10.職場結婚って多い?

割と多いと思います。いかんせん、とにかく行員の数が多いので。

特に銀行は事務職での女性の数も大変多いので、男からしたら、銀行内の出会いは結構あると思います。

 

同期で付き合っているという話も、割と聞いていました。

職場の出会いには、割と恵まれている会社だと思います。

 

11.銀行員で得したなと思ったことは?

一番は、銀行員というだけで、周りから良い目で見られることが多かったです。

特に、40代、50代くらいの年齢の人に、銀行で働いていると言うと、「おおー君は素晴らしいね」と褒めてもらうことも割とありました。

(たぶん、それくらいの年代の人からすると、銀行員は一種のステータスだという認識があると思います)

 

なので、この銀行員という肩書が役に立ったことも結構ありました。

一人暮らしのために不動産会社に行った時も、銀行員と言った瞬間に非常によくしてもらったのも良い思い出です。

 

12.働いてて嫌だなと感じたことは?

とにかく嫌だったのは、風通しの悪さ。

「上の言うことは絶対」の、昔ながらの封建社会のようなイメージが結構残っています。

 

また支店の頃は、役職がついている上司には、「●●さん」ではなく「●●課長」のような役職で呼ぶことが暗黙のルールとなっていました。

 

よくつまらない上下関係で不条理に怒られることもありましたし、そのせいで僕はどんどん冷めていきました。

 

伝統ある会社なので、仕方ないかなとは思いますが、フラットな環境づくりはもっと進んだら良いなとは思います。

 

まとめ

銀行を辞めた身でこんなことを言うのは変ですが、改めて振り返るとなかなか良い会社だったと思います。

組織の風通しの悪さはマイナスですが、給料も良いし、残業もそこまで厳しくないし、ある程度の肩書も手に入るし、安定志向にはピッタリだし。

 

ブラック企業と聞く会社の待遇より、よっぽど良いかとは思います。

 

もし何かこのほかにもご質問あれば、僕のツイッター宛にご質問頂ければ、お答えできる範囲でしたいと思います。

このQ&Aが、就職活動に励むあなたの参考になれば、幸いです!